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10月ももう終わりですね、いよいよ肌寒くなって来ました。
ここ最近は空に深い青色が広がり、気分も清々しいです。
さて、今回は川崎に野暮用があったのでその帰りに神奈川臨海鉄道へお邪魔してきました。凸型ディーゼル機関車がまだまだ現役な、とっても素敵な場所でした。
初めに神奈川臨海鉄道の千鳥線へ。日本触媒川崎製造所の千鳥工場にて製造した液化酸化エチレンをタンクコンテナに充填し、遠路はるばる名古屋や姫路へと輸送しています。なんとこの工場、国内最大級の酸化エチレン製造装置を有しているそうな。近くで見ると迫力があります。
素人なので何がなんだかわかりませんがなんかこう・・・デカい!!!
銀の配管パイプがTHE化学工場!て感じです。雰囲気大事。
そういえばこの付近、金属スクラップを満載した大型トラックが何台も停車していました。7時になると一斉に動き出して近くの台秤所へ入っていったので、おそらくスクラップの積載量を量っていたのでしょう。何メートルもある大型トラックを動かす運転手さんはすごいですね~見ていて圧巻でした。こういう光景も臨港地帯らしさが出ていて好きです。
7:30過ぎごろ、川崎貨物駅方面から千鳥ヤードに凸型機関車が現れました。
ナンバーはDD603、なんと開業60周年のHMのおまけつきです。
DD60型は3両のみの在籍のため記録できて良かった。
到着したDD603率いるコキ2003両は、液化酸化エチレンの充填設備がある5番線(写真左端の線路)へと移動させるため、いったん踏切のあるほうまで引き上げます。
入換を終えた機関車は再び踏切へと引き上げます。この踏切も列車本数が少ないこともあってか、遮断機はなく警報機のみ誘導員が手動で作動させていました。
その後、DD603は本線で待機したのち、川崎貨物駅へと帰っていきました。
貨物列車時刻表では「化学薬品」との記載があったので、てっきり空のタンクコンテナでも牽いて帰るのかと思っていましたが・・・日によるんですかね。
はて?機関車がいなくなったら充填中の入換作業はどうするのか?と思っていたら、ここではコキ200の入換作業をアントにて行うみたいです。(見た感じスイッチャーのようなものは見受けられませんでした。)
液化酸化エチレンの充填作業は2人体制で行われていました。撮影前に色々調べたところ、この千鳥工場は保安防災での安全管理の徹底により、2021年度時点で酸化エチレン製造施設の619日連続運転を達成していました。2年も製造を継続して行えるのはすごいですね~なかなかできないですよね。
三日坊主の私も見習わなければ・・・
最後に千鳥工場とコキ200を撮影して川崎貨物駅へ移動しました。
(別記事にて書く予定です。)
入換作業風景と凸型ディーゼル機関車が見れて満腹な朝でした。
また機会があったらお邪魔したいなぁ・・・
ここまで読んで頂きありがとうございます。
良ければ別の記事もご参照頂ければ嬉しいです。
それでは。